2007年2月 7日 (水)

やっぱり、食べなあかんもん

節分には、何を食べますか?焼きいわし!炒り豆!丸かぶり寿司!

年越しそば!なんてのもあります。吉田神社参道には、河道屋さんがテントのお店を出してはります。その中で頂くお椀のお蕎麦は、辛味大根の味がピリッと効いて大人にはおいしい。子どもの頃、これはイヤやったけど、今は大好きです。

丸かぶり寿司は恵方(今年は北北西)に向って食べます。更にうちでは、だまって食べるんです。私が実家で小さい頃からやっていた習慣なんですが、なんとも奇妙な光景です。

太巻きのお寿司を丸ごとかぶりつきながら全部食べるというのは、子どもにとってなかなかの試練です。お茶を飲みのみ、必死で食べました。というのも、兄弟で早く食べたものが、必ず遅い人の前で変な顔をしたりして、笑わせようとするんです。我慢しきれず吹き出してしまって、怒られてしまったこともありました。

何でだまって食べてたんでしょうかね。これを言うと、「恵方を向いて丸かぶり寿司は食べるけど、だまってなんかせえへんで」という方が多いです。うちだけやったんやろか?父の実家も、母の実家もそうやっていたらしいですが・・・。

節分に近い頃、初午には、これを食べなあかんもんというのが、おいなりさん畑菜のからし和えです。

これは、初午の祭礼がある、稲荷神社にいわれがあります。子どもの頃には「コンコンさん」といなり寿司のことを言ってました。そういえば、稲荷神社のことも「コンコンさん」やった。商売繁盛・家業隆盛・従業員の安全を祈りながら、この日に食べます。

畑菜はちょっとほろ苦い感じのする、菜花なんかと似た感じの野菜です。からしが狐の好物だとか?何でか分かりませんが、これを食べます。冬のビタミン補給によいと思いますが、母の節によると・・・「冬はこもりがちで、頭がぼーっとしてるやろ。せやし、そろそろ春やで、って目を覚まさんとあかんし、これを食べるんや」と言ってましたが、ほんとかうそか。でも確かに目の覚めるような味です。これも子どもの頃はイヤやったなぁ。

初午は2月の最初の午の日で、新暦でいうらしく、節分と重なる時もあります。昔は年の変わるのが立春からだったので節分には重なることはなかったでしょう。(そのもっと前には旧暦の2月の初午だったそうで、尚更・・・)でも、節分と初午が重なった年には、どっちも食べなあかんので、寿司飯を、巻いたり詰めたり・・・。この日にこれを食べるというのは、献立を考えなくていいので楽ですけどね。

「節分と初午が近い年は、火事が多い」という言い伝えもあります。3日と5日かぁ、今年は近いなぁ。火の用心!火の元に気を付けましょう。

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2007年1月 6日 (土)

新年菓

Oimatusinnengashi

北野上七軒(北野天満宮の東)にある、和菓子の老舗「老松」さんの新年菓 『春慶』。

紅白の水引になぞらえた、細いきんとんがかけられた、白い雪を思わせるような薯蕷(じょうよ)饅頭。くろもじを入れると、中は春を待つ若草のような淡い緑色のこしあんが、顔を見せてくれます。

Oimatuhigashi_1 お干菓子は、紅梅・白梅の干し琥珀羹や和三盆の梅(これは蕾かな)他にも天神さんの鈴など、取り分けできるように菓子器に盛りました。

籃胎(らんたい=竹を編んで、漆を塗った工芸品)の蓋付き菓子器があったので、竹と梅でおめでたいかなと思ったのですが、これってマッチしてるのかな?あとは、松があれば、松竹梅そろうのですが。う~んと…おまつちゃ→お抹茶とは苦しいかな。

ということでお菓子とくれば、お茶ですね。

Koubaisencya緑茶やお抹茶もいいですが、香煎茶(煎茶と、紫蘇などの香りのある材料を使った昆布茶)というのもなかなかです。

老松さんは、北野天神さんの梅園内での茶店も出しておられるようで、そこでも出されるこの『香梅煎』は梅と紫蘇の香りのよい、香煎茶です。約1杯分ずつのアルミ個包装10袋入り(399円)

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2006年8月26日 (土)

冬までもつの?

とうがん = 冬瓜 と書きますね。

Tougan

夏にこの瓜を食べると冬は風をひかないと言われました。ビタミン等の栄養が多く含まれるからだと思います。

収穫は夏でしょう。ですが、この瓜が冬と名がつくのは・・・

上の写真で4分の1ですから大きいです。まるごと買うと、すいかのようにほんとに重い。大きい枕のような、このまるごと置いておくと、冬まで腐らずに持つらしいのです。いつぞや給食で冬瓜のスープがよく出るので、この説明を書いたプリントをもらってきて冬瓜の名前の由来を知りました。一度やってみようかしら。

たいてい“くずひき”にします。出汁にとろみをつけて。

Tougankuzuhiki これはこんぶと鰹の出汁ですが、中華味にしてもおいしいです。干しえびのスープなんかはよく合います。

中華料理でも、この冬瓜まるごとをくり抜いて中にいろんな具を入れて高級スープ料理としてでてくるところもあるそうですね。

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2006年7月31日 (月)

食べたら、あかん

七月一日から始まった祇園祭も三十一日の疫神社夏越祭でようやく終わりを告げます。この間、「祇園さんのときは、きゅうり食べたらあかんのえ」と今でもいっさい食べない人もいはるそうです。そう言っていた私の祖母ですが、ぜったい食べへんということはなかったと思います。

「きゅうり食べたらあかん」のは、きゅうりの切り口が祇園さんの紋に似ているから、などと言われています。

そやけど、この時期はがおいしいて、特にきゅうりといっしょに酢の物にする「はもきゅう」せんど食べるんですけどね。(最近はハモも中国産なんです)きゅうりも旬の野菜でほてった体を冷やす水分も多く、ビタミンが摂れる夏野菜の代表なのに。

Hamokyu うちでは「はもきゅう」にするのは、鱧の身やのうて皮のほう、ハモ皮です。タレを付けて焼いてあり、細切りにして売っています。ほかす(=すてる)のはもったいないということから食べるようになった、生活の知恵からできた料理のようです。手頃な値ですし、しまつする工夫をした京都の台所の料理の代表だと思います。クチクチッとした歯ごたえがします。ちょっと骨の残ったところが歯にあたるときもあります。たぶんコラーゲンがふくまれているのではないでしょうか。いろいろ挙げていると美容にいい栄養素ばかりじゃないですか。これ食べたらあかんかったら、困るなあ。

京都のいい伝えには「今日はこれを食べなあかん」ってのもたくさんあります。そのうちのいくつかは私も残してやっていきたいものがあるのですが、シュジンは「もうええわ」と言うんですよ。そんなん寂しいですよね。

それと別に、この日はこれ食べたらあかんとか、ここへお参りするのにそれ食べたらあかんとかは祇園祭のきゅうりの他にもあるようです。神さんや仏さん事と関わっていることが多いので、お気をつけて。

うちは七月中もきゅうり食べてますよ。

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2006年7月11日 (火)

うり・・・・・・・。

夏おかずの汁物、椀物では代表的なものとして挙げると「瓜のかき卵汁」だと思います。

Urikakitamajiru

瓜自体味がないので、かつおがよくきいた出汁が合います。片栗粉(葛なら上等です)でとろみをつけて、卵をかき入れる。おろし生姜をのせて・・・うわっ、生姜がない…しょうがないなぁf(^_^;)

旬だし、瓜は体を冷やす食べものでもあり、ビタミンCも多いそうですし、夏によい食べ物ですね。とろみをつけて生姜を入れると体は温まりますが、お腹をこわさないような工夫かもしれません。生姜も夏の料理によく使いますね。

小さい頃もよく作ってもらいました。これは、主人も私も子どもの頃から好きな献立として気が合うんです。二人とも商売してた家に育ちましたが、瓜=売り、(卵を)かき入れる などと食べ物をカケてたんでしょうか?と今になって思ったりします。(考えすぎかも)

小さいころは母に「浅瓜のおつゆ」と聞いたのですが、今どこに行っても“浅瓜”って売っていません。近所のスーパーでは“青うり”が売っています。青瓜も浅瓜も、もともとお漬物用なのだそうです。奈良漬とかありますが、あれは“白瓜”で漬けてあるそうで、瓜にもいろいろ種類があるんですね。青瓜も浅瓜も味は変わらないと思うんですけど、色がちょっと違ってたかなぁ。

Aouri

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2006年6月21日 (水)

6月のたいたん

あいかわらず、おかずは“たいたん”が多い我が家ですが、冬場にくらべると少なくなってきます。あつう(=暑い)なってくると、“たいたん”作るのは、ちょっとかないません。でも6月はこれを炊いて食べます。

Zuiki

「ずいき」です。京野菜というわけではないのですが、“ずいき”というと10月初めに行われる北野天満宮のお祭りに瑞饋祭(ずいきまつり)というのがあります。このときに出る“お神輿”は野菜や果物花や穀物で作られており、屋根をこの“ずいき”で葺いてあるのです。

“ずいき”は里芋の茎で太いのは雨宿りできそうなくらい葉っぱも大きいものもあります。これが頭芋やと聞かされていますが…。売っているものは太さもいろいろです。うちは芋の部分が好きです。

湯がくときに少しを入れてアクを抜きます。(赤い色を残したい時は酢でアク抜きしないほうがいいかも) 茹でこぼして、お揚げさんと一緒に出汁で炊き、みりんと醤油で味をつけます。片栗粉でとろみをつけたり、しょうが汁を絞ったりすることもあります。

Zuikitaitan 6月~8月はよくこれが食卓に上ります。

「古い血を下ろす」といわれるので、産後は母が炊いてくれ、上の子は6月生まれだったので、ほんとによく食べました。見た目の色がいまいちですが、シャキシャキしててうちは皆これが大好きです。

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2006年6月 9日 (金)

京都太秦、まぼろしの    ‐○○○―

いつも寄せていただく、お得意先に行ってきた主人のお土産。「おうっ!まぼろしのんやで」Miyosimitarashi

うわーっ!アノ幻の団子やんかぁ。お父さんダイ好き!

お得意先は太秦の大映通り商店街に。ここをしょっちゅう通る主人も、このお店が開いているところを見るのはほんにマレなことなのです。『三吉 みたらし』なんて名前があるのも知らなかったくらい。場所は商店街を東(広隆寺のある、嵐電=京福電鉄の太秦駅のところ)側から商店街の約1/3程入ったところにある。と言っても私もまだ見たことがない。ここらへんはしっょちゅう行くとこなのに。

まだ温かいだんごをちょうど学校から帰ってきたばかりの子どもも一緒にいただきまーす。きなこがかかってるんだけど「かけますか」とおっちゃんが聞いてくれるんですって。そりゃかけてねー。

おいしいいーっ! ‐○○○―

おだんごにしては、もちもちとしています。歯ごたえがあって、ちょっと小さめの感じもしますが食べやすい。実はここのお団子のヒミツを・・・内緒ナイショ。最近あまりに有名になってきたんだけど、今までどおりぼちぼちやってくださいね。味や質が落ちないよう、おっちゃんのこだわりがこのお店の開け方になっているようです。いっつもおいしいですよー。

ところで、『三吉 みたらし』-さんきち-か?-みよし-か?

このお店のすぐそばに『三吉-さんきち-稲荷』というお社があるのです。ちょっと調べてみると・・・

この辺りは名の通り、映画に関係ある土地ですが、昭和の初め、竹薮を切り開いて撮影所を築いたため、そこに棲んでいた小動物の罪滅ぼしのために映画人たちが建てたとも言われているそうです。ここには“映画の父”と呼ばれる牧野省三の碑も建てられている。牧野省三長門裕之津川雅彦のお祖父様です。映画「寝ずの番」の監督マキノ雅彦は津川雅彦さんのことなのですが、お祖父様の名を頂かれたのですね。

映画村・広隆寺・撮影所・蚕の社・お土産ものやさんに漬物やさん・・・と、また嵐電に乗れば、嵐山までにいろんな見所もありますし、観光にはバッチリのところなんですが、このお団子をあてにして行ってもよっぽどがなければ買えませんねぇ。地元人の楽しみかな。

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2006年1月15日 (日)

小正月、小豆

一月十五日は小正月と言います。注連縄や松飾りもこの日にはずすところも多いのではないでしょうか。小正月は女正月とも言い、お正月に忙しくしていた女の人がやっとゆっくり過ごせるようになる日なのだそうです。現代のお正月の過ごし方を考えるとあんまりそういう気はしないかもしれませんが。

この日は『小豆粥』を食べます。Azuki_gayu

神さんにもお供えして・・・

七草粥についても思うのですが、お正月にご馳走を食べすぎたお腹の調子を整えるという先人の知恵を伝える食べ物の習慣がちゃんとあるんですね。

七草粥についてはもうひとつのブログ『このはなみ★録』の[七草のうた]へもどうぞ。

小豆には体の毒素を排出する作用があるのではないでしょうか。私が小さい頃、はしかにかかったとき祖母が小豆の煮汁を布に浸して身体を拭いてくれたということを聞いたように思います。ほんま民間療法ですね。調べてみると赤い色はアントシアニンという色素で強い抗酸化作用があり、またサポニンという成分は利尿作用、豊富な食物繊維は便通をよくするなど解毒作用があります。古代、小豆は薬とされていたんだそうです。

この“おかいさん”を食べたらお正月は終わり、うちは雑煮椀をしまいます。祝い箸を使うのもこの日までです。

ところで、一月十五日は休日法でハッピーマンデーが出来るまでは、成人の日で祝祭日でしたから『三十三間堂の通し矢』はこの日に行われていました。今年は成人の日は9日でしたが、15日がちょうど日曜日にあたりましたので、『通し矢も』この日に行われました。<2005年の通し矢 京都新聞の記事>東山の三十三間堂(正式名称は蓮華王院)で60メートル先の大的を矢で射るというものです。新成人の行事でもあり、全国の弓道家の大会でもあります。通し矢には出なかったものの弓道初段の私にとっては懐かしい。(今はまったくやってませんが)

また、同日に三十三間堂(正式名称は蓮華王院)では楊枝(やなぎ)のお加持祈祷が行われます。この日拝観は無料で本堂に入れます。

ん十年前に行った事があるのですが、その中には1001体の千手観音さまが並んでいて厳かというより畏れを感じました。中央あたりにくると柳の枝のようなもので浄水をかけていただくのですが、これが“頭痛封じ”に効くらしいですね。若い頃は関係なかったのですがこの頃は頭痛のタネが多いので、行っておけばよかったかな。

【訂正1/22】調べてみると、三十三間堂の千手観音さまの数は千体ではなく正しくは千一体でした。本文中も訂正しました。

ところがしかし、祖母が「三十三間堂の神さん(?)は小豆が好きやさかい、行く時には小豆粥食べたらあかんねんで。」と言うてたことがあります。これは他では聞いたことがないので本当にある言い伝えかわかりません。京都では結構、この神さん事にこれは食べたらあかんといわれるものもあるので、どなたか知っておられる方ないでしょうか?

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2006年1月 8日 (日)

我が家のお雑煮

さて、京都のお雑煮は白味噌で…は、皆さんよくご存知のようですね。で、これが我が家のお雑煮です。

Zouni

ほんま、色気のないお雑煮です。丸餅が狭っくるしそうに入っています。お椀の大半を頭芋が占めるのです。でも今年のは小さいほう。「今年はお餅が入るやん」と皆、喜んでいましたから。“人の頭になるように”という願いを込めて、この頭芋を入れます。だから大きい方が験がいい。そう言うてても、毎年家族からはブーイング。主人曰く「頭でっかちもいかんで」と、物は言い様、取りようですね。それで今年は少し小さい?でもこれ、蒸すの大変なんですからね。3年前圧力鍋を買ってから、すごい楽になりましたが、実家では昔、母がガス炊飯器で蒸す裏ワザを考え出しましたがあれはよかった。とにかく蒸す時間がかかるので忘れてしまって焦がしかけたり、中まで柔らかくならなかったり、柔らかくなったかためしているうちに串の穴がブツブツ開いたり、いろいろやってますから、もう。

この頭芋に関して、ラジオでも毎年アノ茂山家の千三郎さんもおっしゃってます。「あれは行(ぎょう)や」と。でかいし、なかなかお餅も食べられへんし、あんまり白味噌の味が滲みなくておいしくないし、確かにこれを子供の頃全部食べるのは辛かった。「大変な思いをしてこそ人の上に立てる人間になれるということや」と子供に言うと、「タイヘンなおイモ食べてこそかぁ」ですって。ははぁ、なかなかやで。

Kasira_imo

皮を取る前、普通のお椀と比べてみると、こんな感じです。

この頭芋の茎である“ずいき”も、よく炊いて食べます。

雑煮大根は細い小さめの大根を皮を剥かないで、丸く輪切りにして入れます。細く長く丸くの意味で。

Zouni_daikon

こんな大根です。お正月前しか見ませんね。今年のは葉付きだったので、上手にとっといて七草粥の時入れるとします。<七草粥の話題はブログ『このはなみ★録』へもどうぞ>

それが、主人も私も京都生まれの京都育ちなのに丸餅を焼くか焼かないかで、ひともんちゃくするんです。私は焦げ目がつかないよう焼いて入れたい。主人は餅がドロドロになるほど白味噌の中で炊いてしまうんです。(あと、こびりついてかなんのやけど)これはどうしても相手に合わせられなくて、新婚当初から侃々諤々やってます。この頃では娘は主人派、息子は私派で両派勝手にすることになり、落ち着きました。

白味噌の出汁は昆布のみ。それで、糸鰹を好みでのせます。色気がほんまにありません。でもやはりこれがないと、お正月という気がしませんね。

京都の白味噌のお雑煮と言っても、お家によっていろいろ違うところもあると思います。また、実家では3日間白味噌で、4日目に水菜のすましでしたが、今は、主人の実家と同じく、3日目は干椎茸と高野豆腐を刻んで甘く炊いたものと三つ葉のすましのお雑煮にします。全国のお雑煮はまた、楽しいものもあるでしょうね。皆さんのところはいかがですか。

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2005年12月30日 (金)

お正月準備!

毎日、大忙しです。でも楽しい、おせち作り。たいしたものは作れませんが、出来るだけ手作りをと毎年頑張っていたら、子供たちもよく手伝ってくれるようになりました。その中でも娘が得意とするのが、『ごまめ』。炒るのに大変時間がかかるのですが、気が長ーい長所(?)を生かして、ほんとに上手にパリッと炒ってくれます。こうばしくておいしい!つまみぐいばかりして、味をつける前に随分減ってしまうので、困りますが。 Gomame_1

手でこんな風に折れるくらい Gomame_2

では、例の黒豆は・・・。Kuromame_ni_1

なんとか、煮えたようです。

昨夜から漬けておいて朝から煮始め、水を差しながら8時間はかかりました。「お豆さんは躍らせたらアカンねんで」とよく言われます。

Kuromame_ni2 この“おとし蓋”は秘密兵器。穴が数ヵ所開いていて、これがいいみたいです。毎年使うので、真っ黒になってます。

小さい頃。黒豆を炊く時期が近づくと、「サビ釘さがしてきて」と言われました。昔はあちこちに落ちてたんですよね。サビ釘っていうのは黒豆の色をよくするのに入れて一緒に炊くんですが、多分“酸化鉄”の意味だと思います。でも最近そんなもの落ちてませんし・・・。そこで、うちは鉄鍋で炊くことにしてます。さて、これはこのまま一昼夜漬けて味を滲ませます。

数の子は塩抜きして薄皮を取り、酒と醤油に漬けました。大鍋に出汁をとっておき、明日は朝から皮を剥いたり切ったり、煮たり、炊いたり、蒸したり、野菜くずを使ってかやくご飯とおそばの夕食はお決まりですが、その間水周りと玄関の掃除して、お墓参りに行って、おせち詰めて、最後は毎年、台所の掃除をする頃には除夜の鐘が鳴ってます。今年は紅白ゆっくりみられるかな?

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