2006年5月12日 (金)

愛するうさぎさんの“絵巻物”

小4の姪っ子が学校で描いたんや。とFAXしてくれました

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只今、京都国立博物館「大絵巻展」開催中!

本日行ってまいりました「大絵巻展」。土日は混んでいるやろうし、と今日にしたのに甘かった。入ったところからすぐの展示室の入り口で列が…。絵巻物のように長い列の先はどの展示を見るためのものなのかわかりませ~ん。小1時間ほどで見て回れると思っていたから、こうなればお目当てのところから見て回ろうと、入り口のところで出展目録の案内をもらってそれを参考にうろうろすることにしました。
国宝や重文などもたくさんあってどれもこれも貴重な展示ばかり。
で、私の一番のお目当ては・・・
国宝 鳥獣人物戯画 甲巻 なんです。

昔、ここ国立博物館で見ました。珍しいことでしたが、母が(たぶん)弟と私を連れて見に連れて行ってくれました。その時のことが忘れられへんのです。それから私の人生のポイントのところどころに、この鳥獣戯画が登場してくるんです。一般的にも今、和ブームでこの絵はあちらこちらで見かけることも多いですが、日本の永遠のモチーフとしてずっと愛され続けているものだと思います。

実は子どもの頃はこの絵、ちょっと恐かったんです。かえるが大きい!うさぎと同じ大きさですからね。それに相撲をとっている場面ではかえるうさぎの耳に噛み付いています。
これを見て「うさぎがかえるに食べられている」おばけがえるの話の絵だと思ってました。でも、噛み付かれているのにうさぎさんは楽しそうな顔をしている、なんて優しいうさぎさんでしょう。相撲の結果うさぎが投げられるのですが、転んだうさぎの顔もうれしそう。
気が付いたら、この転んだうさぎの場面を描いたお気に入りのグッズを結構持ってたんです。

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文化博物館1Fのミュージアムショップ便利堂さんで買いました。クリアファイル
中に資料入れたら柄は目立たへんのやけど…でも可愛いデス。

これと同じ絵柄の手描き友禅トートバッグ

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丈夫だし大きさも便利でよく持ち歩きますが、絵本をどっさり入れても大丈夫。
紙芝居も数冊入ります。同じものを持っている知人はノートパソコンを入れてはります。
少しくらいの雨なら濡れても滲みないし、洗えます(やさしく手洗いで)。最近使いこなれた感じが雰囲気よくなってきました。

どこで売っているか・・・内緒で…。

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これは、去年キリンのペットボトル緑茶「茶来」新発売の時に付いてたオマケの携帯ストラップ
私の携帯、これしか付いてないんです。
文化博物館のショップでも900円くらいのものが売ってました。国立博物館では18金のもので、ん千円のものがあるということを聞いた事あります。今もあるのかしらん。
これ裏に“茶来”って彫ってあるのもいいでしょ。

これから欲しいなと思っているのは・・・
“単衣の帯”手描き友禅でこの絵が描いてある紬の着物に合うのが欲しいものが欲しいなぁ!
それと、絵本”。この絵巻をそのまま使った絵本があります。
福音館書店「かえるのごほうび」。月刊誌こどものとも130号(1967年1月号)として出ました。
その後1976年にハードカバーが出ています。1986年佑学社からも出されました。どれも絶版なので手に入りません。
少し前ネットで出ていましたが…やっぱり買っとけばよかったか。

福音館書店の創業に努められた現相談役の松居 直さんは京都生まれでいらっしゃるのですが子供の頃「絵巻物展」で、この鳥獣戯画を始め数々の絵巻物を見て“絵で物語を語る”おもしろさに気が付かれたそうです。、「こどものとも」の絵本づくりのなかでB5判横型という思い切った形になったのも、縦横の比率が絵巻を拡げながら見る時の画面の比率とほぼ同じもので横版にした方が絵が流れて物語の展開に動きが出るという考えによって生まれたものであるということをおっしゃっています。
また「日本は12世紀から物語を絵で語る表現力では群を抜いている」ともおっしゃっています。

マンガのルーツとも言われる絵巻の本物に触れて、物語を絵で表現することが得意な日本の文化を感じるとても素晴らしい展覧会です。

また、国立博物館の広い敷地内を散歩するのも気持ちがいいですし、奥に茶室があるので公開中の札や“在釜”の張り紙があれば、行ってみるといいかも。学生の時ここでお茶会をしましたがきれいな落ち着いたお茶室で、壁のすぐ外の喧騒がうそのように静かなよい所です。

「大絵巻展」は6月4日まで開催。月曜休館 詳しくは 京都国立博物館HPで。

絵本のことを書いてます、もうひとつのブログ このはなみ★録 『かえるのごほうび その弐』へもぜひどうぞ。

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2006年5月10日 (水)

学校の体育館で和らう!

ゴールデンウィーク最終日の5月7日(日)は以前から楽しみにしていた(私だけ…?)イベントがありました。

場所は、河原町丸太町にある旧春日小学校です。創立が明治の初め、「番組小学校」と呼ばれる歴史のある小学校でしたが、今は廃校となっています。この近くには同志社の創立者、新島 襄 邸や 儒学者、頼山陽の書斎 跡があり、これらが校歌にも歌われています。

さて…「このあたりにすまいいたす・・・」お方たちが、こちらの体育館で

2006 クラブSOJA企画  ザ・学校狂言 の公演をされたのでございます。

今回、大蔵流狂言茂山一門総出演のこのイベントは会場の春日小学校が人間国宝 茂山千作 と千之丞ご兄弟の母校でもあるので日本全国の学校で公演されている学校狂言の特別番だったかも。それがなんと無料!(事前申し込みで整理券は入手せなあきませんでしたが)

演目は「蝸牛(かぎゅう)」「附子(ぶす)」、分かりやすい解説あり、なんと校長先生役、教頭先生役、さてはこわーい体育の先生(宗彦さん怒鳴りまくってはりましたね)もいて、皆で校歌も合唱し、子ども達も大喜び。校歌は猿歌の一節「俵を重ねてめんめんに」を謡うのですが素人ではうまく節をつけられません。ところがまわりの観客の中にも上手な人たちがいるいる、これはビックリでした。

うちの二人の子は初めはホントにイヤイヤで「お母さんの趣味に付き合わされた」とグチグチ言っていたのが、笑いっぱなしで楽しんでました。家に帰っても真似をしたり狂言関連の本を見ていたりとハマってるやないの!?

ところで4回あった公演で、一番早い時間を希望したのは失敗やったと気が付いたのは会場に着いてからでした。出演者は時間ごとローテーションを組んであったのですが、時間的に無理な千三郎さん!この時間のご出演がない…見たかったです。特に附子の水飴をなめるところや体育の先生姿を(T_T)ラジオ出演中やったもんなー。

千作さんも朝一番の出番はご無理だったのか出てこられなくて残念。帰りしなに大きなワンボックスカーに乗って来られた千作さんを見ました。「おおっ人間国宝だ」と子ども達に言うと「うちのおじいちゃんと似てるしな」そやな歳もひとつしか違わんけどねぇ。

役者さんたちが身近に感じられるし生で舞台が見られるし、ホンマいい経験をさせてもらえました。日本の和らい(笑い)に心が和みます。この次は、お金を出してまたぜひ見たいと思いました。

写真撮影は禁止!と体育の先生に言われてましたので外に出てから小学校の様子だけ。

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キーン コーン カーン コ~ン♪

下校です。

さいならー、またねー 。

☆この記事を畏れながら、大蔵流狂言師 茂山千三郎 さんのブログ へ トラックバックさせていただきました。

<2006.5.17 追記・修正しました。>

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