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2006年8月21日 (月)

地蔵ボン!

20日(日)は町内の子どものお祭り、地蔵盆でした。19日からやっている町内もありますし、来週の土、日というところもあるでしょう。

Jizoubon お地蔵さんの祠の前には祭壇が設けられ、お菓子やジュースなどお供えが並べられ、その奥には新しい前掛けにお着替えをされ、お化粧をされたお地蔵さんがニッコリ座っておられます。このような提灯をさげてテントを張り、車の進入を禁止にして道いっぱいに子ども達が遊びます。

知らなかったら、この日は京都のあちこち思わぬところで車は通行止めに遭いますので、ご注意くださいね。

この頃は子どもの数はほんとに減ってしまって、大人ばかりの地蔵盆になっているところや、よその町内の子どもを借りてしているところもあるとか。

うちの辺りも私の頃に比べると子どもの数は半分ってところです。なのに町内のいろんな企業から寄付してもらえるので、ハンバーガーショップのプリカや図書券、文房具券やら結構いいものがもらえたりするんですよね。でも、福引など景品のおもちゃも好みや年齢など難しくてお買い物の担当も大変です。そこで、いろいろ趣向を凝らして町内の大人たちは子どもを楽しませます。

Pongashi 今年はポン菓子屋さんをよんでもらいました。

「昔はリヤカーで来はったやんなぁ」と大人はビックリしてました。

お米と砂糖を炉(?)の中に入れしっかりふたを閉めて・・・グルグル回っているのを見ているとおじさんが圧力メーターを見ながらゴソゴソ大きな籠をとりつけ始める。そうすると知っている子は耳をふさぎだす。何か分からんけど、お兄ちゃんお姉ちゃんの真似をしてると「音がしますよー」とおじさんの声がかかる。

ボンッ!

やっぱり大きい音にビックリ!籠の中にはポン菓子がいっぱい出てきてるのを見て、またまたビックリ。遠巻きに見ていた子たちがそばへ寄っていくとできたてのポン菓子をちょっと手にのせてもらってつまみぐい。「あつあつやなー。」

スーパーでもお菓子売り場でポン菓子は見るし、あちこちで売っているので、食べたこともあるんだけど目の前でどんな風に作られるのか見るのは初めての子もいて、楽しそうでした。

昔懐かしい雰囲気に包まれて、むかーし子どもだった人たちも童心にかえって楽しんでくださっています。こうやって集まれると、町内のこともいろいろ教えてもらえますし、顔見知りも増えて、お互いなにかあったときも安心かなとも思います。

スイカ割り・かき氷・あてもの・射的・おやつ・・・他にもいろいろなお楽しみがたくさん!

毎年子ども達は地蔵盆が楽しみなんやなぁと思うのは、みんな中学生になっても来ることです。部活が終わって汗だくで来てかき氷をほおばっている子もいるし、小さい子と遊んだりもよくしてくれます。「手伝うてや」と言われてもいやがりません。ご近所でも役に立てることが何かひとつでもあるということが、きっとうれしいんでしょうね。男の子も風船ふくらましなどで力を発揮し、小さい子の尊敬の眼差しを感じて得意そうです。女の子も面度見よく小さい子をよく見てくれます。きっと自分達がしてもらっていたように、大きい子たちにしてもらったことを順番にしてくれているんだなと思うと、微笑ましくほんとにうれしいです。高校生になっても手伝ってくれますよ。

子どものために一生懸命してくれる大人の姿を見て、安心してこの地域で育ってくれるでしょう。私自身もこうやって地蔵盆で楽しませてもらった思い出があるので、同じようにしたいですね。

さて、9月には小学校区ごとに行われる区民体育大会(=町内運動会)もあります。地域行事の大きなイベントのひとつ、実はうちのシュジンは先月から運営のために忙しいのですよ。。

“地域力”が大事といわれてきている世の中ですが、こんな風にして地域の行事を大切に続けてしてきていることも京都のよさかなとも思います。

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コメント

このはなさん、こんにちは!
観光地としての京都しか知らない私にとって、京都を「我が地域」として地蔵盆のような活動がされていること、とっても不思議です。

春には満開の桜、夏には祇園祭りや五山の送り火、そして秋には見事な紅葉、冬はおけら参りや奉納狂言…

観光地として素晴らしい所といつも思っていましたが、京都は観光地ではないんだとこのはなさんのブログを読ませていただいて改めて感じました。

素敵な自然とどこよりも長い歴史がある京都に私達はたまらなく魅力を感じ、勝手に観光地と考えてしまうけど、本当はそこで自然に、普通に生活してらっしゃる皆さんの中にお邪魔しているだけなんですね。

これからも心の故郷を求めてフッとお邪魔したくなる我々観光客を温かく迎えてくださると嬉しいです。

投稿: 右近左近 | 2006年8月24日 (木) 13時13分

*右近左近 さんへ*
いえいえこちらこそ、観光地としてたくさんの方に来ていただくことで成り立っている土地ですので、皆さんに喜んで来ていただくことが一番うれしいです。
もちろん、普通に暮らしているわけですが、その土地ごとにいろんな伝統行事や風習などがあるのと同じように、できれば後にも残していって欲しい、よいことはやり続けていこうというようなことです。
そんなことも含めて。京都っていいなぁと思っていただければ、幸いです。
右近左近さんのような、こんなに賞賛の言葉をいただくと、もっとちゃんと頑張らなあかんなぁと思います。ありがとうございます。
京都のもんを上手におだてて、また行きたいなというところを作って、どうぞ来てやってください。

投稿: このはな | 2006年8月26日 (土) 12時36分

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