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2006年7月31日 (月)

食べたら、あかん

七月一日から始まった祇園祭も三十一日の疫神社夏越祭でようやく終わりを告げます。この間、「祇園さんのときは、きゅうり食べたらあかんのえ」と今でもいっさい食べない人もいはるそうです。そう言っていた私の祖母ですが、ぜったい食べへんということはなかったと思います。

「きゅうり食べたらあかん」のは、きゅうりの切り口が祇園さんの紋に似ているから、などと言われています。

そやけど、この時期はがおいしいて、特にきゅうりといっしょに酢の物にする「はもきゅう」せんど食べるんですけどね。(最近はハモも中国産なんです)きゅうりも旬の野菜でほてった体を冷やす水分も多く、ビタミンが摂れる夏野菜の代表なのに。

Hamokyu うちでは「はもきゅう」にするのは、鱧の身やのうて皮のほう、ハモ皮です。タレを付けて焼いてあり、細切りにして売っています。ほかす(=すてる)のはもったいないということから食べるようになった、生活の知恵からできた料理のようです。手頃な値ですし、しまつする工夫をした京都の台所の料理の代表だと思います。クチクチッとした歯ごたえがします。ちょっと骨の残ったところが歯にあたるときもあります。たぶんコラーゲンがふくまれているのではないでしょうか。いろいろ挙げていると美容にいい栄養素ばかりじゃないですか。これ食べたらあかんかったら、困るなあ。

京都のいい伝えには「今日はこれを食べなあかん」ってのもたくさんあります。そのうちのいくつかは私も残してやっていきたいものがあるのですが、シュジンは「もうええわ」と言うんですよ。そんなん寂しいですよね。

それと別に、この日はこれ食べたらあかんとか、ここへお参りするのにそれ食べたらあかんとかは祇園祭のきゅうりの他にもあるようです。神さんや仏さん事と関わっていることが多いので、お気をつけて。

うちは七月中もきゅうり食べてますよ。

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2006年7月30日 (日)

浴衣でお出かけ!

梅雨明けが遅い今年ですが、やっと夏本番でしょうか。

祇園祭宵山に始まり、だいたい大文字送り火=お盆まで、花火大会にビアガーデンにと夏は浴衣のお出かけにウキウキする四十(過ぎ)のおばちゃん。

娘が、今年は浴衣を買うてくれと言いました、ユニクロで。ほんまは、おじいちゃんおばあちゃんが聞いたら何というかと思いましたが、「そんなしがらみも娘には関係ない、着たいもん着たらええ、浴衣なんやから」とシュジンも言うので、初めて自分で欲しいものを買いました。

浴衣・帯・巾着セットで、3,990円(親孝行やないの)浴衣1000円でも(買えるところはあるけれど、いまどきの子ですからね、「雑誌で見たし」ときた。

昼間っから浴衣着て・・・これも言うたらあかんのやね。浴衣は湯上りに着るものやから、昼間っから着るもんやないと私らは親に言われてたし、そんな着方する人はなかったものです。今の浴衣は、やっぱりTシャツ・ジーンズ感覚なんでしょうね。若い人にこんなに浴衣が流行っているのに、着物というと着る人は減ってしまう。カジュアル志向と面倒なことキライなのと、着物となるとうるさい人がいて着るのがイヤになるのも事実です。着物のルールのここだけはというところはあるでしょうし、格式のある着物はそれなりの着方を大事にしないと、日本の心もなくなってしまいそうで、ちゃんと残していきたいですね。

しかし和服の形をおしゃれとして、もっと気軽にカジュアルに日本人らしく楽しみたいなとも思うのです。外国との服飾文化のお互いのよさを感じることにもなるのではないかしら。

浴衣ですが、着物の柄行のようなものが流行りなのも、暑苦しそうにも感じるのですが、自分に合う色や柄がいろいろ選べるのも今風なんでしょうね。

娘のは紫地×ピンク、柄は撫子のようです。帯は濃淡リバーシブルの紫地これを捻ったり折ったりして変化のある結び方をしたいそうな。グレー地の帯と2本重ねて変わり結びをしたらお気に入りの様子。化繊で暑いはずなのに、我慢してるんやろなあ。ネックレスをうまく帯にかけて帯飾りにしていました。ケッコウええやん。これで宵々山に行き、翌日は昼で暑いし、1本にしてましたけどね。

わたしのほうは、もうこれで着られへんやろし着納めにしようと、なんとオレンジ地の浴衣、柄はうちわなので暑そうな涼しそうな。昔の浴衣そのものなんですが、ちょっと珍しいかなと思い切ってきてみました。「派手な色」と不評かなと思いましたが、町へ出ると皆さん色とりどりの浴衣なので、そんなこともなく帯が落ち着いててよかったので、もしかしたらまだ着られるかも・・・なんて。帯飾り娘に負けまいと(?)近所のクラフトショップで買った紐(430円)を巻いて、ビーズのペンダントトップを付けてみたら、結構よいではないですか、カジュアルなおしゃれは自己満足できれば充分では、あかんかな?

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2006年7月11日 (火)

うり・・・・・・・。

夏おかずの汁物、椀物では代表的なものとして挙げると「瓜のかき卵汁」だと思います。

Urikakitamajiru

瓜自体味がないので、かつおがよくきいた出汁が合います。片栗粉(葛なら上等です)でとろみをつけて、卵をかき入れる。おろし生姜をのせて・・・うわっ、生姜がない…しょうがないなぁf(^_^;)

旬だし、瓜は体を冷やす食べものでもあり、ビタミンCも多いそうですし、夏によい食べ物ですね。とろみをつけて生姜を入れると体は温まりますが、お腹をこわさないような工夫かもしれません。生姜も夏の料理によく使いますね。

小さい頃もよく作ってもらいました。これは、主人も私も子どもの頃から好きな献立として気が合うんです。二人とも商売してた家に育ちましたが、瓜=売り、(卵を)かき入れる などと食べ物をカケてたんでしょうか?と今になって思ったりします。(考えすぎかも)

小さいころは母に「浅瓜のおつゆ」と聞いたのですが、今どこに行っても“浅瓜”って売っていません。近所のスーパーでは“青うり”が売っています。青瓜も浅瓜も、もともとお漬物用なのだそうです。奈良漬とかありますが、あれは“白瓜”で漬けてあるそうで、瓜にもいろいろ種類があるんですね。青瓜も浅瓜も味は変わらないと思うんですけど、色がちょっと違ってたかなぁ。

Aouri

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