愛するうさぎさんの“絵巻物”
小4の姪っ子が学校で描いたんや。とFAXしてくれました
本日行ってまいりました「大絵巻展」。土日は混んでいるやろうし、と今日にしたのに甘かった。入ったところからすぐの展示室の入り口で列が…。絵巻物のように長い列の先はどの展示を見るためのものなのかわかりませ~ん。小1時間ほどで見て回れると思っていたから、こうなればお目当てのところから見て回ろうと、入り口のところで出展目録の案内をもらってそれを参考にうろうろすることにしました。
国宝や重文などもたくさんあってどれもこれも貴重な展示ばかり。
で、私の一番のお目当ては・・・
国宝 鳥獣人物戯画 甲巻 なんです。
昔、ここ国立博物館で見ました。珍しいことでしたが、母が(たぶん)弟と私を連れて見に連れて行ってくれました。その時のことが忘れられへんのです。それから私の人生のポイントのところどころに、この鳥獣戯画が登場してくるんです。一般的にも今、和ブームでこの絵はあちらこちらで見かけることも多いですが、日本の永遠のモチーフとしてずっと愛され続けているものだと思います。
実は子どもの頃はこの絵、ちょっと恐かったんです。かえるが大きい!うさぎと同じ大きさですからね。それに相撲をとっている場面ではかえるがうさぎの耳に噛み付いています。
これを見て「うさぎがかえるに食べられている」とおばけがえるの話の絵だと思ってました。でも、噛み付かれているのにうさぎさんは楽しそうな顔をしている、なんて優しいうさぎさんでしょう。相撲の結果うさぎが投げられるのですが、転んだうさぎの顔もうれしそう。
気が付いたら、この転んだうさぎの場面を描いたお気に入りのグッズを結構持ってたんです。
文化博物館1Fのミュージアムショップ便利堂さんで買いました。クリアファイル
中に資料入れたら柄は目立たへんのやけど…でも可愛いデス。
これと同じ絵柄の手描き友禅トートバッグ。
丈夫だし大きさも便利でよく持ち歩きますが、絵本をどっさり入れても大丈夫。
紙芝居も数冊入ります。同じものを持っている知人はノートパソコンを入れてはります。
少しくらいの雨なら濡れても滲みないし、洗えます(やさしく手洗いで)。最近使いこなれた感じが雰囲気よくなってきました。
どこで売っているか・・・内緒で…。
これは、去年キリンのペットボトル緑茶「茶来」新発売の時に付いてたオマケの携帯ストラップ。
私の携帯、これしか付いてないんです。
文化博物館のショップでも900円くらいのものが売ってました。国立博物館では18金のもので、ん千円のものがあるということを聞いた事あります。今もあるのかしらん。
これ裏に“茶来”って彫ってあるのもいいでしょ。
これから欲しいなと思っているのは・・・
“単衣の帯”。手描き友禅でこの絵が描いてある紬の着物に合うのが欲しいものが欲しいなぁ!
それと、※“絵本”。この絵巻をそのまま使った絵本があります。
福音館書店「かえるのごほうび」。月刊誌こどものとも130号(1967年1月号)として出ました。
その後1976年にハードカバーが出ています。1986年佑学社からも出されました。どれも絶版なので手に入りません。
少し前ネットで出ていましたが…やっぱり買っとけばよかったか。
福音館書店の創業に努められた現相談役の松居 直さんは京都生まれでいらっしゃるのですが子供の頃「絵巻物展」で、この鳥獣戯画を始め数々の絵巻物を見て“絵で物語を語る”おもしろさに気が付かれたそうです。、「こどものとも」の絵本づくりのなかでB5判横型という思い切った形になったのも、縦横の比率が絵巻を拡げながら見る時の画面の比率とほぼ同じもので横版にした方が絵が流れて物語の展開に動きが出るという考えによって生まれたものであるということをおっしゃっています。
また「日本は12世紀から物語を絵で語る表現力では群を抜いている」ともおっしゃっています。
マンガのルーツとも言われる絵巻の本物に触れて、物語を絵で表現することが得意な日本の文化を感じるとても素晴らしい展覧会です。
また、国立博物館の広い敷地内を散歩するのも気持ちがいいですし、奥に茶室があるので公開中の札や“在釜”の張り紙があれば、行ってみるといいかも。学生の時ここでお茶会をしましたがきれいな落ち着いたお茶室で、壁のすぐ外の喧騒がうそのように静かなよい所です。
「大絵巻展」は6月4日まで開催。月曜休館 詳しくは 京都国立博物館HPで。
※絵本のことを書いてます、もうひとつのブログ このはなみ★録 『かえるのごほうび その弐』へもぜひどうぞ。
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